北海道東川町様 導入事例

最近、様々なメディアで名前を聞くことが多い町ではないでしょうか。その理由の1つとして、町独自のユニークなプロジェクトを次々とスピーディに展開していることが挙げられます。実は、体験型カタログギフト「ここのこと。」も「東川町だけのカタログギフトは作れないの?」という役場職員の一声で始まりました。前例のないことを率先して進めていく東川町で、体験型カタログギフト「ここのこと。」導入前後にどんな変化があったのか、一緒に作った東川町役場産業振興課(当時)の松坂さんにお聞きしました。(更新日:2023/4/4)

町について

美しい大地に、美しく生きる。写真文化首都「写真の町」北海道上川郡東川町

北海道のほぼ中央に位置する、人口約8,500人の東川町。

東部は山岳地帯で大規模な森林地域を形成し、日本最大の自然公園「大雪山国立公園」の区域の一部になっており、北海道で最も高い山で「日本の百名山」にも選ばれている標高2,291mの旭岳は東川町にあります。

大雪山国立公園旭岳の雪解け水が、ゆっくりと時間をかけて流れてくる地下水を生活水とする、北海道で唯一上水道のない町。
美味しい水で育ったお米や野菜は絶品で、さらにコーヒーや、日本酒、ワイン、クラフトビールなどの飲み物も最高の味わいです。

また、1985年に世界にも類のない「写真の町」宣言を行い、「自然」や「文化」そして「人」が写真を通じて出会い、この恵まれた大地に、世界の人々に開かれた町、心のこもった「写真映りのよい町」の創造を目指しています。

カタログギフトを作るきっかけ

集約しきれていなかった体験を1冊で表したくて、町の魅力を伝える冊子を作りたくて

東川町の体験やグルメ等、魅力的な資源をわかりやすく発信することで、新たな来訪や再訪を促すとともに、これまで個々で提供されていた東川町の様々な地域資源を活かした体験等のコンテンツをカタログギフトという形でまとめることで、選べる楽しさや使いやすさが増すことにより、各コンテンツの魅力発信と活用促進を進めていきたいと考えました。

カタログギフトを作った後の効果

ふるさと納税との相性が抜群、地元民と一緒に喜びあえる

2021年8月に発売開始して以来、ふるさと納税の返礼品としての登録や、東川ミーツ、道の駅などで販売やイベント等でも活用してきました。

この体験型カタログギフト「ここのこと。ひがしかわ」は、実際に東川町に足を運んでいただき、地元民と触れ合えるコンテンツがたくさんあることが大きなポイントでもあります。

今後も「ここのこと。ひがしかわ」を通じて、たくさんの方に東川町に足を運んでもらい、東川ファンを増やしていきたいです。

今後の展開

宿泊プランを盛り込んだカタログギフトにも挑戦してみたい

「ここのこと。ひがしかわ」を発売してもうすぐ丸2年。
もっと認知度を高め、今後もたくさんの方に、ここでしかできない体験をしてもらい東川町ファンが増えてくれたらうれしいです。

現在発売中の「ここのこと。ひがしかわ」は全34プランがラインナップされていますが、町内にはまだまだ魅力的な資源があります。
ご予算に応じてご利用いただけるよう価格帯を変えた「ここのこと。ひがしかわ」第2弾も検討していきたいです。

町の情報

町名:北海道上川郡東川町

担当部署:産業振興課

HP URL:https://higashikawa-town.jp

電話番号:0166-82-2111

営業時間:8:30~17:15

ここのこと。ひがしかわ

発行日:2022年8月10日

発行者:東川町

編集者:東川町 産業振興課、合同会社ココ企画